2012-07-12

“手前1個もらいます”物語

〜とあるオフィス〜
A『これ、いるか?』
B『あ、じゃあ手前1個もらいます』
A『どうだ!?うまいだろ!?』
B『ふぁい…お○×△□…zzz』
A『悪いなぁ、これも…』
朝の光がカーテンの隙間から僕の顔を照らしている。
全身が汗でぐっしょりだ。
昨日セットした枕元の目覚まし時計はまだその獰猛な本性をあらわしていない…
いや、違う。
僕は既にその獰猛なやつを退治していた…
やばっ…
僕の脳裏に課長の顔が
浮かぶ…
「Cってかっこいいわよねー」
「えー絶対Dの方がいいって」
今日は我が家が楽しみにしているドラマの日だ
むろん俺も例外ではない
といっても、俺の興味はEだけであるが。
「お兄ちゃん、手前の1個もらうよ」
「ああ」
3歳年下の妹がたこ焼きに手を伸ばす。
俺はちらりとその様子をうかがう。
そのたこ焼きにタコは…
その後1週間、妹が俺に
口をきかなかったのは
言うまでもない。
恐るべし…
手前1個もらいます…
この物語はフィクション
です
P.S.
本日の今出川は
真面目に練習しました

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